仕向地:欧州
対象法令:EMC指令、RoHS指令
参照規格:EN 62368、EN 63000など
OEM製造品の欧州輸出
クライアント課題
- 製造場所が海外かつ完全OEMのため、CE宣言する方法がわからない
 - OEM先に何をお願いしてよいかわからない
 - 自社とOEM先の責任範囲が曖昧なのではっきりさせたい
 
支援内容
- OEM先と締結するべき契約内容の提案
 - 製品情報と輸出国の整理
 - 試験/評価場所の提案
 - 技術文書の作成代行
 
総括
今までは製品の性能や価格に重きを置いていましたが、欧州輸出のタイミングで法令適合が第一優先に変わりました。
そこで法令適合させるには試験費用や部材コストのアップなど価格へのインパクトが大きいため、適合までの概算費用を算出し、CE宣言するべきかを検討いただきました。
結果進めることになり、まずはOEM先への依頼内容を協議しました。
海外のOEM先でしたので言語の壁はありましたが、資料の提出などCE宣言に全面協力をいただけることになり、無事に第一歩を踏み出せました。
もし資料の提出が不可だった場合はOEM先を変えるかCE宣言を諦めることになります。
輸出先が複数の国々だったため、一番大変な作業は多言語翻訳でした。
表示要求はピクトグラムに統一し、取説は内容によって紙とオンライン提供に分け、運用していくのに一番手間とコストがかからない方法を採用しました。
