仕向地:欧州(フランス)
対象法令:機械指令、EMC指令
参照規格:EN 60335シリーズなど
法令要求と顧客要求
クライアント課題
- 欧州からの引き合いは沢山あるが、顧客から提示された仕様要求書の意味がわからない。
 - 日本向けでも購入すると言われたが不安。
 - 日本向けの電源を変更せずに輸出したいが方法がわからない。
 
支援内容
- 仕様要求書の読み合わせ及び妥当性の確認
 - 法令要求の説明と共に法令要求と顧客要求の照らし合わせ
 - 法令要求を基に顧客と仕様に関する交渉
 - 電源定格を変えない方法での設計変更支援の実施
 - 各種試験の手配
 - ドキュメントの作成
 
総括
多くの顧客から仕様要求書を提示されていましたが、要求される内容がバラバラでした。
そのため、欧州の法令要求を基準とし適切であるかを精査しました。
結果、過剰な要求と法令違反の要求が混ざっていました。
過剰な要求に関しては顧客と協議し、お互いが納得できる落としどころを模索しました。
逆に法令違反に関しては顧客ではなくメーカが責任を負う旨を伝え、リスクをなくしました。
欧州域内にある企業からの要求は正しいと思われがちですが、メーカとして正しい判断をしていただける助言と法的根拠を提示いたしました。
法令違反を事前に防げたと自負しております。
