産業機械メーカー

FA機器

CEマーキングの担当者/部署

無

CEマーキング実績

無

初めてのCEマーク適合から自社対応ができるまで

クライアント課題

国内市場においてそのブランド力と高クオリティで知られるお客様は、欧州市場からの問い合わせが年々増加し、CEマークを検討していた。

 

  • 欧州市場及びCEマークに関しては知識が全くない
  • 調べてみたが曖昧な情報ばかりで欧州法令への対応方法とその法令適合への人員の確保、費用/スケジュールの特定ができない。

取り組み内容

 当社はこれらの問題を解決するために、最短かつ費用対効果の高いアプローチ方法を提案いたしました。まずは、全ての該当法令及び整合規格の調査を行い、経験豊富な機械指令のエンジニアとRoHS指令の専門家をコーディネートいたしました。

 

続いて、現行機と欧州基準とのGAP分析、リスクアセスメントを実施し、その結果に伴う欧州仕様への設計変更を支援いたしました。また、CEマーク適合までの工数を都度算出し、OEMを含む関係者の作業内容とスケジュールを明確にしていきました。この様な全体の工数、作業内容、スケジュールの可視化により、複数のご担当者様が同時に具体的な作業内容と進捗状況を確認でき、通常業務と平行してCEマーク適合の作業を行うことができました。

 

CEマーク適合のゴールとなるテクニカルファイルの作成については、当社にて作成代行することにより大幅な工数削減を実現させました。今後は様々な製品を欧州輸出していく計画をされておりましたので、まずは代表機種の適合支援をさせていただき、その後に自社で大部分を対応できるようになるべく、CEマーク適合に関する社内体制/フロー作りの支援もさせていただきました。

プロジェクト成果

CEマーク適合までプロマネを配置いただき、部署ごとに役割分担し、会社全体で取組んでいただくことにより、最速で適合まで進めることが出来ました。ユーザーからのタイトな期限内で新製品のCEマーク適合ができたことは、当社コーディネーター及びエンジニアの成果であるとお客様から評価をいただきました。

 

また、CEマーク適合の社内体制構築支援では、自社内で電気安全試験などを実施できるようになり、アウトソースよりも大幅なコスト削減が可能になりました。のちにCEマークの専門部署もでき、現在はCEマーク適合業務のほとんどを自社内で対応されております。

 

現在は、法令/規格の改訂のタイミングやCEマーク知識の標準化を目的とした新入社員研修時にオンサイトセミナー等をご依頼いただいております。

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