製造者は、各指令/規則に整合されているEN規格に漏れなく適用することにより、適合性評価されたものとみなし、指令/規則への適合宣言をします。これが「みなし適合(a presumption of conformity)」と呼ばれるものです。
製造業者の多くは、「整合規格(EN規格)=必須要求事項」と解釈している場合が多いですが、整合規格はあくまで、必須要求事項へみなし適合を与えるための技術的手段の一つです。製品を上市できるのは、製品が適用されるすべての指令/規則に従って適合性評価が実施された場合のみです。